日本経済新聞社と米コロンビア大学ジャーナリズム大学院、慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所は、学生応援プロジェクト「これからのジャーナリズムを考えよう」を慶應義塾大学三田キャンパスから開催します。
ロシアによるウクライナ侵攻が世界の耳目を集めるなか、メディアは現場からどのように報じているのか。SNS(交流サイト)が果たしている役割とは。戦争と報道をテーマに、専門家や現役のジャーナリストらが議論します。
日本語同時通訳付きです。今回はオンラインと会場でのハイブリッドでの開催となります。
学生の方はこちらからお申込みください。
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プログラム
13:00~13:05 主催者挨拶
- 伊藤公平 慶應義塾長(ビデオ登壇)
13:05~13:25 開演のことば
- アズマット・カーン 米コロンビア大学ジャーナリズム大学院助教授
13:25~13:55 基調講演「危機と暴力の報道現場で進む革新」
- ブルース・シャピロ ジャーナリズムとトラウマのためのダートセンター所長
13:55~14:40 パネルディスカッション「戦争報道~いま現場で何が」
- アズマット・カーン 米コロンビア大学ジャーナリズム大学院助教授
- マイケル・ピール Nikkei Asia 副編集長
- 小川知世 日本経済新聞社編集 国際報道センター記者
- 原田亮介 日本経済新聞社論説主幹(モデレーター)
14:55~15:40 パネルディスカッション「メディア化する戦争の時代に生きる」
- 廣瀬陽子 慶應義塾大学総合政策学部教授
- 津田正太郎 慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所教授
- 村山恵一 日本経済新聞社コメンテーター
- 山本信人 慶應義塾大学法学部教授(モデレーター)
15:40~16:00 総括
- 大石裕 慶應義塾大学名誉教授
- 角谷暁子 テレビ東京アナウンサー(司会)
出演者
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伊藤公平
慶應義塾長
1989年慶應義塾大学理工学部卒業。1994年米・カリフォルニア大学バークレー校Ph.D.(博士)課程修了。慶應義塾大学理工学部助手、助教授を経て、2007年理工学部教授に就任。2017年4月~2019年3月理工学部長・理工学研究科委員長。文科省 Q-LEAP 量子コンピュータ分野、プログラムディレクタなども務める。日本学術会議会員。専門は固体物理、量子コンピュータ、電子材料、ナノテクノロジー、半導体同位体工学
1989年慶應義塾大学理工学部卒業。94年米・カリフォルニア大学バークレー校Ph.D.(博士)課程修了。慶應義塾大学理工学部助手、助教授を経て、2007年理工学部教授に就任。17年4月~19年3月理工学部長・理工学研究科委員長。文科省 Q-LEAP 量子コンピュータ分野、プログラムディレクタなども務める。日本学術会議会員。専門は固体物理、量子コンピュータ、電子材料、ナノテクノロジー、半導体同位体工学
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アズマット・カーン
コロンビア大学ジャーナリズム大学院助教授
ニューヨーク・タイムズ・マガジンでピュリツァー賞を受賞した調査報道担当記者であり、コロンビア大学ジャーナリズム大学院では助教授と新たに設立されたグローバル・ジャーナリズム・センターの初代ディレクターを務める。ランダムハウス社から出版する米国の空中戦を調査した著書を執筆中。彼女の調査は、戦争の神話を暴き、その人的被害を明らかにし、ワシントンからカブールまで広く政策に影響を及ぼし、2つのナショナルマガジン賞、2つの海外記者クラブ賞、ポーク賞、ヒルマン賞など、12以上の賞を受賞している
ニューヨーク・タイムズ・マガジンでピュリツァー賞を受賞した調査報道担当記者であり、コロンビア大学ジャーナリズム大学院では助教授と新たに設立されたグローバル・ジャーナリズム・センターの初代ディレクターを務める。ランダムハウス社から出版する米国の空中戦を調査した著書を執筆中。彼女の調査は、戦争の神話を暴き、その人的被害を明らかにし、ワシントンからカブールまで広く政策に影響を及ぼし、2つのナショナルマガジン賞、2つの海外記者クラブ賞、ポーク賞、ヒルマン賞など、12以上の賞を受賞している
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ブルース・シャピロ
ジャーナリズムとトラウマのためのダートセンター所長
世界中の暴力、紛争、悲劇に関する革新的な報道を後押しし、人権、刑事司法、政治に関する報道で受賞歴がある。The Nationの寄稿編集者、オーストラリア放送協会のラジオ・ナショナルの「Late Night Live」の米国特派員、コロンビア大学ジャーナリズム大学院の非常勤教授兼学術担当上級顧問として、ジャーナリズム倫理について教えている。"トラウマの社会的理解への顕著かつ重要な貢献 "に対して、国際トラウマティック・ストレス学会パブリック・アドボカシー賞を受賞。世界調査報道ネットワークの創設理事
世界中の暴力、紛争、悲劇に関する革新的な報道を後押しし、人権、刑事司法、政治に関する報道で受賞歴がある。The Nationの寄稿編集者、オーストラリア放送協会のラジオ・ナショナルの「Late Night Live」の米国特派員、コロンビア大学ジャーナリズム大学院の非常勤教授兼学術担当上級顧問として、ジャーナリズム倫理について教えている。"トラウマの社会的理解への顕著かつ重要な貢献 "に対して、国際トラウマティック・ストレス学会パブリック・アドボカシー賞を受賞。世界調査報道ネットワークの創設理事
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マイケル・ピール
Nikkei Asia 副編集長
2021年からNikkei Asiaの副編集長を務める。1996年にフィナンシャル・タイムズに入社後、西アフリカのナイジェリア特派員(2002~05年)、中東のアブダビ特派員(11~13年)、東南アジアのバンコク特派員(13~17年)、欧州特派員(17~21年)を歴任した。最初の著書『A Swamp Full of Dollars』は英ガーディアン紙の「ファーストブック・アワード」の最終選考に残った。19年には『The Fabulists』を執筆した。オックスフォード大学トリニティーカレッジ卒業
2021年からNikkei Asiaの副編集長を務める。1996年にフィナンシャル・タイムズに入社後、西アフリカのナイジェリア特派員(2002~05年)、中東のアブダビ特派員(11~13年)、東南アジアのバンコク特派員(13~17年)、欧州特派員(17~21年)を歴任した。最初の著書『A Swamp Full of Dollars』は英ガーディアン紙の「ファーストブック・アワード」の最終選考に残った。19年には『The Fabulists』を執筆した。オックスフォード大学トリニティーカレッジ卒業
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小川知世
日本経済新聞社 編集 国際報道センター記者
2007年に入社し、社会部や名古屋編集部などで事件や災害、企業・官庁を取材した。17年秋から21年春にモスクワ特派員。帰国後は東京から海外特派員と連携してウクライナ情勢など国際ニュースの取材を担当する
2007年に入社し、社会部や名古屋編集部などで事件や災害、企業・官庁を取材した。17年秋から21年春にモスクワ特派員。帰国後は東京から海外特派員と連携してウクライナ情勢など国際ニュースの取材を担当する
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原田亮介
日本経済新聞社 論説主幹
1981年日本経済新聞社に入社。社会部、経済部、ニューヨーク駐在、ワシントン駐在、日経ビジネス編集長、金融部長、編集局次長兼政治部長、論説委員長などを経て現職。日本記者クラブ前理事長。テレビ東京ワールドビジネスサテライトの解説キャスターも務める
1981年日本経済新聞社に入社。社会部、経済部、ニューヨーク駐在、ワシントン駐在、日経ビジネス編集長、金融部長、編集局次長兼政治部長、論説委員長などを経て現職。日本記者クラブ前理事長。テレビ東京ワールドビジネスサテライトの解説キャスターも務める
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廣瀬陽子
慶應義塾大学総合政策学部 教授
慶應義塾大学総合政策学部卒業。東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了・同博士課程単位取得退学。政策・メディア博士(慶應義塾大学)。2016年より現職。国家安全保障局顧問(2018-20)など、政府の委員等も数多く歴任。専門は国際政治、旧ソ連地域研究。著書に、『コーカサス 国際関係の十字路』(2008年、集英社新書)でアジア・太平洋賞特別賞受賞、『ハイブリッド戦争』(2021年、講談社新書)、『未承認国家と覇権なき世界』(2014年、NHKブックス)など多数
慶應義塾大学総合政策学部卒業。東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了・同博士課程単位取得退学。政策・メディア博士(慶應義塾大学)。2016年より現職。国家安全保障局顧問(2018-20)など、政府の委員等も数多く歴任。専門は国際政治、旧ソ連地域研究。著書に、『コーカサス 国際関係の十字路』(2008年、集英社新書)でアジア・太平洋賞特別賞受賞)、『ハイブリッド戦争』(2021年、講談社新書)、『未承認国家と覇権なき世界』(2014年、NHKブックス)など多数
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津田正太郎
慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所教授
慶應義塾大学法学部政治学科卒業、同大学院法学研究科政治学専攻単位取得退学、博士(法学)。(財)国際通信経済研究所、法政大学社会学部を経て現職。単著として『ナショナリズムとマスメディア』(勁草書房、第6回内川芳美記念マス・コミュニケーション学会賞受賞)、『メディアは社会を変えるのか』(世界思想社)、共著として『公共放送BBCの研究』(ミネルヴァ書房)などがある
慶應義塾大学法学部政治学科卒業、同大学院法学研究科政治学専攻単位取得退学、博士(法学)。(財)国際通信経済研究所、法政大学社会学部を経て現職。単著として『ナショナリズムとマスメディア』(勁草書房、第6回内川芳美記念マス・コミュニケーション学会賞受賞)、『メディアは社会を変えるのか』(世界思想社)、共著として『公共放送BBCの研究』(ミネルヴァ書房)などがある
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村山恵一
日本経済新聞社 コメンテーター
1992年東北大学法学部卒、日本経済新聞社入社。東京本社編集局産業部に配属、情報通信・エレクトロニクス、自動車、医療、金融などの業界を担当。2004~05年に米ハーバード大学留学。05~09年に米シリコンバレー支局勤務。12年編集委員。15年論説委員を兼務。17年2月から編集局コメンテーター。担当分野はIT、スタートアップ。著書に『STARTUP起業家のリアル』(日本経済新聞出版社)などがある。山形県出身
1992年東北大学法学部卒、日本経済新聞社入社。東京本社編集局産業部に配属、情報通信・エレクトロニクス、自動車、医療、金融などの業界を担当。2004~05年に米ハーバード大学留学。05~09年に米シリコンバレー支局勤務。12年編集委員。15年論説委員を兼務。17年2月から編集局コメンテーター。担当分野はIT、スタートアップ。著書に『STARTUP起業家のリアル』(日本経済新聞出版社)などがある。山形県出身
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山本信人
慶應義塾大学法学部教授
専門は東南アジア政治研究。コーネル大学大学院政治学研究科博士課程修了(政治学Ph.D.)。慶應義塾大学法学部専任講師、助教授を経て現職。2019年より慶應義塾體育會理事。2011-2017年慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所所長、2016-2017年日本華僑華人学会会長。主著にCensorship in Colonial Indonesia, 1901-1942、The COVID-19 Pandemic and Risks in East Asia (近刊)、『東南アジア地域研究入門』など
専門は東南アジア政治研究。コーネル大学大学院政治学研究科博士課程修了(政治学Ph.D.)。慶應義塾大学法学部専任講師、助教授を経て現職。2019年より慶應義塾體育會理事。2011-2017年慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所所長、2016-2017年日本華僑華人学会会長。主著にCensorship in Colonial Indonesia, 1901-1942、The COVID-19 Pandemic and Risks in East Asia (近刊)、『東南アジア地域研究入門』など
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大石裕
慶應義塾大学名誉教授、十文字学園女子大学特別招聘教授、東海大学特任教授
慶應義塾大学法学部政治学科卒業、同大学院法学研究科政治学専攻単位取得退学、博士(法学)、慶應義塾大学法学部政治学科教授、同メディア・コミュニケーション研究所長、同法学部長、同常任理事、日本マス・コミュニケーション学会会長などを歴任。主著として、『ジャーナリズムとメディア言説』(勁草書房)、『メディアの中の政治』(同)、『批判する/批判されるジャーナリズム』(慶應義塾大学出版会)、『国家・メディア・コミュニティ』(慶應義塾大学法学研究会)などがある
慶應義塾大学法学部政治学科卒業、同大学院法学研究科政治学専攻単位取得退学、博士(法学)、慶應義塾大学法学部政治学科教授、同メディア・コミュニケーション研究所長、同法学部長、同常任理事、日本マス・コミュニケーション学会会長などを歴任。主著として、『ジャーナリズムとメディア言説』(勁草書房)、『メディアの中の政治』(同)、『批判する/批判されるジャーナリズム』(慶應義塾大学出版会)、『国家・メディア・コミュニティ』(慶應義塾大学法学研究会)などがある
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角谷曉子
テレビ東京アナウンサー
慶應義塾大学文学部卒業。在学中はメディア・コミュニケーション研究所に入所。2017年テレビ東京入社。現在は、「WBS(ワールドビジネスサテライト)」、「ぴったり にちようチャップリン」、「日経プラス9 サタデー ニュースの疑問」(BSテレ東)を担当
慶應義塾大学文学部卒業。在学中はメディア・コミュニケーション研究所に入所。2017年テレビ東京入社。現在は、「WBS(ワールドビジネスサテライト)」、「ぴったり にちようチャップリン」、「日経プラス9 サタデー ニュースの疑問」(BSテレ東)を担当
概要
開催日時 | 2022年7月2日(土)13:00~16:00(日本時間) |
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会場 |
慶應義塾大学三田キャンパス西校舎ホールおよび ※来場参加の応募者が多数の場合は抽選となります |
料金 |
一般 無料 |
主催 |
日本経済新聞社 米コロンビア大学ジャーナリズム大学院 慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所 |
協力 |
上智大学メディア・ジャーナリズム研究所 早稲田大学ジャーナリズム大学院 |
問い合わせ |
「これからのジャーナリズムを考えよう」事務局 Email: jism@nex.nikkei.co.jp (受付時間9:30~17:30、土・日・祝日は除く) |